皆さんこんばんは。
コイズミデンタルオフィス、院長の小泉です。
地震が続いていて、まだまだ落ち着かない日々ですね。
被災者の皆さんを始め、一日も早く安心した生活が送れる毎日になればいいのですが・・・
さて、またしてもブログをサボってしまいました。
ネタ作りには奔走しているものの、ここに辿りつけず…

随分前になりますが、横浜開港資料館で開催されていた
「痛っ歯が痛い-歯科医学の誕生と横浜-」に行ってきました。

現在、日本の歯科医学は世界の中でも高水準にあるといわれています。
しかし150年前には悪化した虫歯は抜くことが唯一の治療法であり、
格段の進歩を遂げたことになります。
1865年(慶応元)に日本近代歯科医学の祖イーストレーキが来日し、
その後明治初期までに十数名の西洋人歯科医が居留しました。
彼らの多くは横浜の居留地で開業し、主に在留外国人の治療にあたりましたが、
彼らが雇った日本人助手の中には歯科医学の知識、技術を身につけ独立する者も現れました。
その後自ら海外に渡り歯科医学を修得する者も現れ、1906年には歯科医学専門学校が創立されました。
企画展に入るとすぐに 昔の治療イスがありました。
足でペダルを踏み、その力で大きな車輪を回転させ、その力を削る道具に伝える仕組みで、
4000回転/分程度の削る能力があった(ちなみに今は400000〜500000回転/分)。
椅子は今でいう普通の椅子で、座り心地などは関係なさそう。へぇ〜。
入れ歯なんかもありました。
なんと「木」で作られていました。
かなり器用に作ってあり、なかなかリアルでしたが、痛そうだな〜。
もともと口の中は濡れている環境だから木って腐るよなあ

部分入れ歯もありました。
紐みたいなものが付いていて、隣の歯と結んで使用してたと思われます。荒技。
歯みがき粉もありましたよ!
小さな缶の容器に入っており、江戸時代、明治時代からあった、練り歯磨き。
きっと今みたいに味がどうこうなんてなかっただろう・・・試してみたい。(あるわけないけど)
そのほか、歯科の歴史にかかわる多くの絵、写真、資料などが展示されていました。
なかなか楽しめました

今週日曜から、TBSで「JIN」やりますねー。
結構好きで欠かさず観てました。完結編も楽しみです。
昔の人は身の回りにあるもので、色々知恵を絞って医療を進歩させてきたんですよね。
何気なく使っている歯科器材も、昔の人々の知恵の集大成だと思うと、有難い気持ちになります。
勿論今僕たちが行っている治療も、未来への礎になっていくんでしょうね。
しかし・・・本当に仁先生が江戸時代にいたら、現代の医学はどうなってたんだろうなあ〜
・・・ドラマの見過ぎ。
http://www.koizumi-dental.com/
posted by コイズミデンタルオフィス at 00:46|
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